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LOVE-X98のテニスな日々 週末は家族の冷たい視線もなんのその…さいたま市と上尾市のサークルを掛け持ちつつテニスに没頭のあれこれを綴ります。

心を整える

日本代表のサッカー選手、長谷部誠さんの『心を整える』を購入して読んだ。



これは伊奈ミックスに参加した時のペアがメンタルトレーニングを目的に買って読んでるそうなのだが、それを真似てみたわけだ。

実はそのミックス大会は初戦で完敗してしまったのだけれど、相手は県大出場レベルの女性と見かけはじーさんのくせにバンバン打つわポーチは上手いわの曲者男性であった。

我々はからだが動かず、ミス連発でまあ自滅パターンだったのだが、意外だったのは私のペアが普段と違う弱気のテニスだったことだ。

伊奈サークルではミスはちょっと多いが強気のストロークが私は好きで、是非とお願いして組んでもらったのだが、試合ではいつものプレイスタイルは影をひそめていた。

そのことは私は言わなかったが本人も自覚していたらしく、試合後に長谷部選手の本を買って読む旨のお詫びメールをいただいたのだ。

この本はスポーツ選手では10万部も売れればベストセラーと言われるのに、55万部も売れているという超ベストセラーと朝のTV番組で紹介されていたので、私も勉強の為に購入した次第だ。

で、この本の言わんとすることをひとことで言えば、心を鍛えるには品行方正であれ、である。

彼は心を強くするとは言わず、自分の意識では整える感覚らしいのだが、メンタル本であることは間違いない。

うーん、正論ではある。

正論なのだが、残念ながら目からうろこの新しい発見は得られなかった。

これなら正直、マンガの『ベイビーステップ』の方が私には参考になる。

他には野球マンガの『おおきく振りかぶって』が理論的にも勉強になり、ほほうと唸る内容が満載だ。

もちろん人によって感じ方は違うし、日常生活を如何に真摯に取り組むかは大事なことではあるので、基本を振り返る意味でも長谷部選手の本は売れているのだろう。



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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 01:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

ドラッカーは偉大だ

巷ではドラッカー流行りだそうな。

『もしドラ』という画期的な本が売れているからだ。

現実世界で高校生が、しかも女子高生がドラッカーのマネジメントを読むのかは知らんが、これは組織の理想の姿を追求する手法なのだ。

ドラッカーの教えを読むと大抵の企業が目的としている利益至上主義なんぞくそ喰らえと思ってしまう。

ドラッカーの教えの中で特に私が好きなのは、人の強みを活かすこと、適材適所である。

これって組織はなかなか出来ていないのだ。

これが出来れば、そこで働く人々は幸せになれるのだが。



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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 02:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

荒野に獣慟哭す

私が好きな夢枕獏さんの小説である。

マンガもマガジンZコミックスから伊藤勢さんの画で9巻まで発売されているのだ。


当初、ネットで小説を買おうかと思っていたら、コミックスも出ているのを知り、そっちの方を購入してしまったのである。(その後、小説の方も完全版をブックオフで見つけて購入済みなのだ)

これがめっさおもしろい。

原作は少々暗いストーリー展開なのだが、マンガの方はコミカルな要素をふんだんに盛り込み、展開も原作以上に膨らませており、正直私はマンガの方が気に入っている。

なんたって絵が緻密且つ綺麗且つスマートで好きなタッチなのだ。

しかし、残念なことに掲載誌の休刊により連載も中断され、現在も再開の目処が立っていない。

こんな尾も白い漫画をきちんと作品として完成させないのは出版社の怠慢、無責任、暴挙である。

講談社は是非他の刊行誌で再開させるように!

ところで、先日ブックオフで徳間書店刊行のコミックスからなんと同じく夢枕獏さんの闇狩り師をみつけた。

作画は・・・おおーっと、あの伊藤勢さん。

しかも、これ、キマイラもミックスした贅沢なオリジナルストーリーなのだ。



す、すごい。 凄すぎる。

2巻も発売されているようなのだが、ブックオフに並ぶまで辛抱するか、ネットで新品を買っちゃうか迷っているのである。



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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 00:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

真のサービスグリップとは…

ようやく出張から帰ってきたら、いつの間にかアクセスログが直っていた。

しかも過去に遡りアクセス数が更新されていた。

ほっと一安心だが、このサイトにはほんま呆れることばかりである。


ところで某ブログで紹介されていた亜細亜大の監督さんが著した『テニス丸ごと一冊サービス』という本を買ってみた。


もちろん私のぼんくらサービスを改善する為だ。

出張中の新幹線の中で読破したのだが、まあ書いてあることに特にこれといった目新しい、目からウロコのようなことは書かれて・・・いたじゃないか。

それもチョー基本的なことだ。

それは『コンチネンタルグリップ』である。

著者は耳にタコが出来る位、口酸っぱく『サービスはコンチネンタルグリップ』と説いている。

当たり前じゃないかと思っていたのだが、ここで説明している件のグリップと私の認識がなーんと異なっていたのである。

先ずはラケットの面を地面に対して垂直に立ててもらいたい。

そして8角形のグリップの頂点の辺を1番としよう。

そして時計回りに2番、3番・・・と順番に辺に番号を付けて頂く。

つまり時計の3時は3番、時計の6時は5番、9時は7番である。

そこで著者は親指と人差し指の間のV字の谷を8番にあてるのがコンチネンタルグリップだと解説しているのだ。

私は昔、垂直に立てたラケットのフェースを手の平で挟みそのままグリップまで持ってきて握った形がコンチネンタルグリップだと教わった。

V字が1番にあたる様な形だ。

実際には私の場合、1番と8番の間の角にV字が来る。

それが本当は8番だって。

私にとってはカルチャーショックであった。

本のコンチネンタルは、以前s藤さんから教わったスライスサーブを簡単に打つ独特のグリップであった。

s藤さんからは、このグリップで普通にフラットサーブを打てば、自然とスライスサーブになるのだと、彼も某県大選手から教わったとの秘伝を披露してくれたのだ。

私の認識では、コンチネンタルはボレーの際にフォアでもバックでもワングリップで出来る1番薄いグリップであり、今迄の技術書でもそう書かれていた。

それならV字は1番じゃないの?っと半信半疑だったのだが、帰宅してからラケットを件のグリップで握ってみたら、『あらっ?、意外とイケるかも・・・』と感じた。

フォアはかなり面が上を向くが、バックは面が立って球が浮かないと思われる。

フォアは逆に従来より面をかぶせる意識でボレーすればよいわけだ。

このグリップでフォアもバックもボレー出来ないことはないので、確かにワングリップではある。

これが真のコンチネンタルグリップなのか・・・

そういえば、昔健保組合主催のテニスクリニックで、当時大学生のお手伝いスタッフにスピンサーブを見てもらった時、彼から『もっとグリップを薄く(左側に)すれば更に力強いスピンがかかりますよ』と教わったのだった。

その時は何度か試したのだが打ち辛いので止めてしまったのである。

彼が言ったのはこのことだったのか。

このグリップでスピンサーブが格段に良くなるのであれば!っとすぐにでも試してみたく、明日のサークルが楽しみである。

今度は少々慣れなくても、そのうちきっと慣れて強烈サービスが出来るようになる、と信じて頑張ってみようと固く心に誓うのであった。



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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 23:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

あー、青春のテニス小説

宮本輝の『青が散る』は青春テニス小説である。


新設大学に入学した主人公が体育会系テニス部の創設と活動に係わりながら、友情や恋愛をピュアに描いている。

何よりテニスに関する描写は熱く手に汗握り、そこに入れ替わり立ち替わり個性的な登場人物たちの人間模様が交錯し、やめられない止まらないかっぱえびせん的に読み耽させられた作品はチョー久々である。

雰囲気的にはちょっと違うが、鎌田敏夫の『俺たちの旅』の様な青春くささがぷんぷんと漂っている。

あー、俺も学生時代にテニスに没頭していれば良かったと、そう思わせる魅力があるのだ。

特に秀逸なのは燎平とポンクのおのれのプライドを賭けた対決、安斎と貝谷の王道対覇道の対戦である。

学生時代をテニスに明け暮れた作者だからこそ書ける熱血競技の世界だ。

ところが、こと恋愛に関しては前半のプラトニック的なほのぼのした付き合いから、クライマックスに近い後半においては、夏子の恋に暗雲の中で明滅鳴動する稲妻の如きショックが私の心に巨きな穴を穿ち、そして燎平と祐子のひとときにも愕然となった。

めちゃくちゃ切ないのである。

結局、物語の中では燎平と夏子が結ばれなかったのは哀しいが、きっとその後、アラサーを迎え一皮も二皮も剥けた二人が劇的に再会し、今度こそ大人の恋を実らせてくれるのに違いない。

そう信じたいのである。

これ、テニス好きなら、いやいや、テニス好きでなくてもお勧めです、買いです、はい。


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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 21:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスボーイの憂鬱

ご存知、村上龍の恋愛(不倫?)小説。


何年前に読んだんだっけ?、題名に『テニス』の言葉がつくというだけで買った上下巻である。

土地成金の息子で確固たる夢や目的も無いくせに、有り余る金でステーキハウスをやる気なく経営し、暇を見つけては熱中するのがテニスに不倫という、ビンボー人から見たら羨ましいよりも抹殺したくなる様な身勝手小説だ。

でも世の中にはこんなセレブ野郎が本当にいるんだろうな。

大体妻も子供もいる30歳になろうかという男がなぜ『テニスボーイ』なのだ?

唯一読めるのはテニスシーンである。

決して強いわけではなく(これでテニスも強かったらふざけるなと投げ捨ててるかも)、ゲームに勝ったり負けたりなのだが、その描写はそこそこリアリティがあって割とスンナリ小説の中に入っていけた様な気がする。

まあ、ちょっと古いテニスではあるが、書かれたのが1980年代後半であるから仕方ない。

あと10年位経ったら、もう少し冷静に、客観的に読めるかもしれない。


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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 23:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

しゃにむにGO

『しゃにむにGO』をブックオフで集めてみた。

例によって100円コーナーの方での収集である。

とりあえず今のところ10巻まで。

内容はやはり少女マンガのそれである。

このマンガの良いところはクラブテニスではなく部活テニスが描かれていること、登場人物が各々苦悩を抱えていてドラマ性があるところだろうか。

そして才能溢れる選手だけでなく極々普通の部員も描いているのもよろしいのではないか。

テニプリも部活テニスではあるが、あれはスーパーボーイばっかりでウソ臭いもんね。

ここら辺が少年マンガと少女マンガの違いか。

これから中盤にさしかかるのだろうが、まあのんびり集めてゆっくり読んでいこうっと。

しかし、妻はきっちり読んだが長男次男は全く読まなかった。

やはり少女マンガだからかもしれない。

ふん、食わず嫌いなんだから!


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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 22:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

ベイビーステップ

今ちょっとハマっているのがコミックス『ベイビーステップ』である。


1ヶ月くらい前にコンビニで偶然見つけてしまい、『おっ、テニスマンガじゃないか!』と読んだら面白かったのでコミックスを集めてしまった。

テニスマンガには彼の有名な『テニプリ』があるのだが…

テニスの王子様は最初の頃は面白かったが、後半はストーリー展開もマンネリで、ジャンプお得意のあり得ない必殺技オンパレードのスーパープレイお子ちゃまマンガと成り果てたのでがっかりしたものだ。

新テニプリが始まる様だが、初心に立ち返ってフィクションなりに説得力を持たせてほしいと願うばかりである。今更無理か。

一方、ベイビーステップはガリ勉君が何故か動体視力が優れていて(まあ、あり得ないことは無い)、たった1年でジュニア県大レベルに成長するというのはリアリティがないが(絶対あり得ないことは無いが…)、必殺技は全く無く(今のところ?)、格上相手に観察力と分析力に戦略、そして決してあきらめないメンタリティで勝ち上がる姿は子供に爪の垢でも煎じて飲ませたいと思ってしまう。

うちの子供達も愛読しておりますです、はい。。。

いやいや、私自身こそ見習わなければいけないと深く頭を垂れると共に、俺もガンバるぞと顔を上げて朝日を望んだりしちゃうのだった。

内容が現実的で且つ理論的であり、下手な技術書よりよっぽどタメになるのだ。

まあ、打球の軌道で絵を描くって言うのは『それわないでしょ!』と突っ込みたくなるが…

これからの展開が楽しみな作品である。


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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 00:28 | コメント(5)| トラックバック(0)

ブックオフ

 私はブックオフの愛用者である。
 元来、私は中古品は好きではない。
 なぜなら高校時代に中古バイクで痛い目に会ったからだ。
 程度を見抜く眼力がなかったと言えばそれまでだが、故障に次ぐ故障で嫌気がさし、現在でも車は新車以外買わない。
 しかし、本なら中古でもちょっと汚いくらいで、機能(というほどでもないが)的には全く問題なく、価格は新品の半額、ものによっては100円とコストパフォーマンスが非常に高いのではまってしまった。

 ブックオフの良いところは立ち読みOKなところとCDやDVD、ゲームも売ってるところですね。
 まあ、これらは他の古本屋でも同様であるが、ここほど100円コーナーが充実しているところはちょっと無いのだ。
 更に品揃えが豊富で店舗が多いのも魅力である。
 私が通勤利用している京浜東北沿線の駅の近くには3店舗あり、休日にテニスのついでに車で行ける範囲にも3店舗ある。
 この6店舗に加え他の古本屋もフルに活用し、目当ての本を探しまくり安ーいのを見つけた時は、なんとも言えないカ・イ・カ・ン・である。


 私が本を読むのはほぼ100%通勤電車の中なので、買うのは文庫本である。
 しかも、特にお目当てがなく適当に面白そうな本は…?と探している時は100円のものしか買わない。
 最近買った中で面白かったのは椎名誠さん著「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」という本である。
 もちろん、これも100円で買った。
 この本は、三度の飯より読書好きな活字中毒者ならではの視点での本にまつわるコラムと、巻頭の某実名をひらがな表記によりフィクションと化した、活字中毒者を麻薬更正の如く本から隔離したらどうなるかをサディスティックに物語る小説が大変楽しませてくれるのだ。
 ご興味ある方は是非一度読んで頂きたい。


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読書 | 投稿者 LOVE-X98最高! 02:17 | コメント(0)| トラックバック(0)
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